スタートアップなどでアプリを開発したことがある人なら誰しも一度はリテンションという言葉に触れたことがあると思います。
今日はそんなリテンションの概要や種類について簡単にまとめようと思います📈 また、今回はアプリ開発をはじめとした IT 分野におけるリテンションについての記事ですのでご注意ください。
リテンションとは?
前提としてIT 分野でこの言葉が使われる場合は、リテンション率 のことを指していることが多いです。 そして、リテンション率とはユーザがサービスを継続的に使用しているかどうかを調べるため指標のことです。
なぜリテンションを観測するのか?
これについては一個人としての意見となりますが、おおよそ下記の三つがリテンション分析を行うことで可視化される部分だと考えています👷♀️
- サービスがユーザの課題を解決できているか
- ユーザがサービスの使い方を把握できるか(または、しやすいか)
- サービスの品質に問題ないか
また、リテンション分析はよりユーザの日常に関わるようにサービスで行うことが適切かと思います。例えば、LINE の場合はユーザの日常に密接に関わっていますが、Suica などのアプリは必要となった場合にしか使用されため、リテンション分析を行うことによる効果はあまり高くないと考えられます。
フリマアプリで有名なメルカリもリテンションを重要な指標に置くことで、よりユーザの日常に密接に関わるための施策・改善などを行っているようです👀
リテンションの種類
次にリテンションにどんな種類のものがあるのかを見ていきましょう。
フルリテンション
フルリテンションは、指定された期間に連続でサービスに訪れたユーザの N
日毎の割合です。
クラシックリテンション
クラシックリテンションは、指定された期間にサービスを訪れたユーザの N
日毎の割合です。
ローリングリテンション
ローリングリテンションは、N
日以降から、指定された期間の最終日までに一度でもサービスに訪れたことのあるユーザの N
日毎の割合です。
フルリテンション
・クラシックリテンション
については
アプリのリテンションをSQLで出して可視化する - Opt Technologies Magazine
ローリングリテンション
は
Tapjoy | Rolling Retention vs Retention - Support
が理解しやすかったです👾
今回はこれで以上になりますが、またなにかマーケティング周りのことを調べたら記事にしようと思います✍️